三代目ANAのCMソング、サビ部分に歌詞がない!?
三代目JSBが歌っているANA夏のキャンペーンソング、みなさんも
テレビで見たことあったのではないでしょうか?
テレビCMで何度かこの歌を聞き続けてふと気づきました。
サビの部分に歌詞がない!!!!!!
そんな商業音楽がオリコンチャートを騒がせるなんてすごくない!?
さっそく、そんな疑問から
音楽関係者X,Yさんたちに質問してきました。
家元(仮):
三代目JSBが歌っているANA夏のキャンペーンソング、みなさんも
テレビで見たことあったのではないでしょうか?
テレビCMで何度かこの歌を聞き続けてふと気づきました。
サビの部分に歌詞がない!!!!!!
そんな商業音楽がオリコンチャートを騒がせるなんてすごくない!?
さっそく、そんな疑問から
音楽関係者X,Yさんたちに質問してきました。
家元(仮):
「三代目JSB、ANAのCMソング『Summer Madness』、AメロBメロの次サビ部分で歌詞がなくなる形式なのが斬新すぎてびびってるんだけど!!!」
家元(仮):
「サビで歌詞がなくなるって、日本のトレンドなの?それともHIROさんの発案?」
音楽関係者Xさん:
「※EDMの特徴のひとつだよ。トラックも世界的人気なAFROJACKが提供しているのがすごいっす。あと、セカオワ「Dragon Night」も同じくEDMな構造。こちらも世界的人気なNicky romeroがトラックを提供してます。」
※EDMとは:
EDMとはElectronic Dance Musicの略。Electronic Dance Musicという言葉は、文字どおりエレクトロニックなダンス・ミュージックを総称するワードとして、アメリカで古くから使われてきました。(中略)
このワード、近年はEDMという略称が使われるようになり、ちょっと意味が変ってきています。主にエレクトロ・ハウス、ビッグルーム向けのプログレッシブ・ハウス、派手目のダブステップなどを指すジャンルになっているのです。
そのEDMは、世界中で大ブームとなっています。EDMアーティストを集めて開催されるフェスティバルには、いまや40万人もの人が集まることさえあります
引用元:EDM World Network 家元(仮)
「ほんとだ!ドラゴンナイトも冷静に聞くとサビに歌詞がない。三代目『Summer Madness』と似てる!」
Xさん:
「EDMファンは歌詞がないサビで※ハンズアップして盛り上がるのがお約束! 合ってると思うよ。」
※ハンズアップ・・・音楽聞きながら腕をあげ「ウェーイ!」と盛り上がるさま。
家元(仮):
「ハンズアップ!HIROさんがどうのって話じゃなくて、世界的な動きなのか~。」
Xさん:
「セカオワ、日産スタジアム2デイズをこんなEDM的な世界観あるステージセットをやってた。」
家元(仮):
「世界同時多発的なんだね。特定の国の色ってのがない感じ。」
音楽関係者Yさん:
「つっても、世界中でEDMはそろそろ下火って感じだけど。日本は後発組だね。」
Xさん:
「EDMフェス「ULTRA」とか楽しいよ。ステージ横の特等席なVVIP席が100万円ぐらいであって。そこでセレブががんがんシャンパン空けてたり。そんなこんなでDJのギャラも億単位に跳ね上がってたりすごいシーンっす。」
家元(仮):
「リア充で、音楽ヲタクじゃない人がフェスに行く時代が来たんですなあ。
そして、三代目の『Summer Madness』、歌詞がないサビだから国を超えられるのかなー。」
そして、三代目の『Summer Madness』、歌詞がないサビだから国を超えられるのかなー。」
Xさん:
「しかも『Summer Madness』のPV、、アフロジャックがDJで出演してるんだよね。いくらかかってんだろう。白目向きそう!」
家元(仮):
「avexの社運がかかってるのか、三代目のANAシングルは!!!
Xさん:
「三代目、EXILE人気を超えたもんねー。」
家元(仮):
「三代目、最初のうち演歌みたいな保守的なシングル出してるイメージ勝手に持ってたけど、何年も試行錯誤してのEDM。そしてEXILEを抜くとはすごい!」
音楽ヲタがチャラチャラしたリア充からカネを巻きあげる。これぞEDMの魅力?
家元(仮):
スマホをいじっていると…
「あ、アフロジャックさんが日本にきてたときの動画みつけた・・リア充な若者が日の丸振ってたりしてる!なんだこりゃー!」
Xさん:
「アフロジャックが来日した時はワールドカップみたいな盛り上がりだったね。客層がめっちゃチャラいのも良かった☆」
家元(仮):
「ワールドカップ、カラーRUN、ハロウィン・・」
Xさん:
「そこ全部一緒だね。」
家元(仮):
「文化系トーク番組、TBSラジオ『LIFE』で何度か取り上げられてたチャラチャラのリア充文化のひとつがEDMなのか!」
Xさん:
「ちなみに、そんなチャラのリア充からお金を集めているEDM DJは音楽オタ感バリバリでいいんだよね。オタが作ってリア充が消費の構図。」
家元(仮):
「それはすばらしい!ヲタクがリア充を支配!!!!アフロジャックさんも本当はヲタクなんだろうか・・ファレルもめっちゃヲタクだったのに10年たって世界的ヒーローになったしなぁ。」
Xさん:
「EDMのDJは、みんな音へのこだわりがハンパ無いオタだねー。バンドがやりたかったのに出来なかった人達。」
家元(仮):
「彼らがバンドができなかったのは時代の流れ?それとも引きこもりだったから?」
Xさん:
「バンドやっても売れなかった系。」
家元(仮):
「なるほど。」
Xさん:
「EDMのDJはみんな10代でレコード会社と契約して育成されてるので、若いけどベテラン感がすごいんだよね。」
家元(仮):
「レコード会社の青田買いすごい!」
Xさん:
「アンダーワールドも最初はニューウェーヴバンドやって売れてなかったね。」
家元(仮):
「なるほどー!アフロジャックさんの2015マイアミパーティーの動画見つけた。」
Xさん:
「EDM、どれも同じな様式美っぽいところもありつつもそれぞれの作り手の個性の違いも面白くて、けっこう奥が深いっす! 」
ジャニーズ事務所のEDM研究もハンパない!
家元(仮):
「それはそうとアフロジャックさん、ジャニーズっぽい曲もあるんだね。ちがうか。ジャニーズがEDMっぽい曲を作ってるのかw」
Xさん:
「ジャニーズはかなりEDM研究してるからね。」
家元(仮):
「そうなんだ!最近、ジャニーズのシングルって、作曲者のクレジットが覆面ぽい謎の人が多いよね。
それは無名の若者にEDMっぽく作ることをジャニーズ事務所が依頼してるからなのかな。」
Xさん:
「EDMのトラックメーカーはスウェーデンの人が多くて、ジャニーズのトラックもスウェーデン製が多いね。」
家元(仮):
「スウェーデン!!!!だから、昔テゴマスが北欧でプロモーションしたのか!?」
ジャニヲタZさん:
「スウェーデンは人件費が安いから、ジャニーズはだいぶ前からスウェーデンに曲を発注してたみたいよ。」
家元(仮):
「そうなのか。知らなかったー!!!」
Xさん:
「スウェーデンもいいけどさ、日本にもEDMの巨匠がいるんだお。小室さんのEDM見てよ!」
TETSUYA KOMURO(小室哲哉) / EDM TOKYO 2014 feat. KOJI TAMAKI(玉置浩二
家元(仮):
「やっぱり小室さんは偉大だ!」
完
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文:ナンシー関ヶ原 (ライター/編集)
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